2012年4月、現代美術の殿堂であるニューヨーク近代美術館(MoMA)でクラフトワークの公演が行われた。8枚のオリジナル・アルバムを8日間にわたって全曲披露、しかもステージ背景全面に投影された画像は全て3D仕様で大反響を巻き起こした。この公演は2013年5月に日本でも行われ東京8公演+大阪公演は即日完売。観客は配布される3Dグラスでライヴを楽しんだ。その後もこの公演は、シドニーのオペラハウス、ベルリンの新ナショナルギャラリーなど世界各地の名だたる会場で開催され絶賛を博した。また、この3Dライブを収録した映像&音源作品『3-D THE CATALOGUE』が2017年6月にリリースし、第60回グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム賞を受賞。