UDO 音楽事務所

IL DIVO/イル・ディーヴォ

BIOGRAPHY バイオグラフィー

IL DIVO

グループ名の“IL DIVO(イル・ディーヴォ)”とは、神のようなパフォーマー、もしくは男性版ディーヴァを意味するイタリア語。2004年にウルス・ブーラー(スイス出身)、セバスチャン・イザンバール(フランス出身)、カルロス・マリン(スペイン出身)、デイヴィッド・ミラー(アメリカ出身)の国際色豊かな4人組でデビューしたヴォーカル・グループ。これまで全世界で3,000万越のアルバムを売り上げたほか、ナンバー・ワンを50回獲得、33ヶ国以上で160のゴールドまたはプラチナ・ディスクを獲得、ワールド・ツアー4度のソールド・アウトにするという比類なき成功を収めている。自らの名を冠しプラチナ・ディスクを獲得した『IL DIVO』(05年)以降も続々と様々なスタイルをブレンドしたハイブリッドの音楽性に満ちた作品たちを作り上げてきた。

14年11月にはワールド・ツアーの一環で訪れた日本武道館でのライヴ(開催は同年3月)を収めた『ライヴ・アット・武道館』も発表し大きな話題となる。16年には5度目のジャパン・ツアーを行い5万人を動員。ソロ活動としても17年にカルロス、18年にセバスチャンがそれぞれ来日公演を行なった。

21年7月に3年振りとなるアルバム『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』のリリースやワールド・ツアー開催などコロナ禍も経てもなお充実の活動を続けていた。しかし日本公演も控えていた中、UKツアー中に体調を崩したカルロス・マリンが2021年12月19日に急逝。53年の生涯を閉じた。

深い哀しみに包まれる中、22年に入ると世界中のファンとともにカルロスを失った痛みを癒していく想いを胸に、彼らはグループの存続とワールド・ツアーの続行を決意する。メキシコ系アメリカ人のオペラ・シンガー(バリトン歌手)スティーヴン・ラブリエをスペシャルゲストに迎え、カルロス・マリン追悼コンサートとしてツアーを行うことを発表。日本でも全国6都市を巡るツアーを開催。コロナ禍での入国制限下での公演発表に始まり、様々な制約を課される苦境の中での来日だったが、グループ、そしてカルロスを愛してやまない日本のために実現した公演だった。その後に開催された23年秋の来日公演ではスティーヴンが正式メンバーとして加入したグループの姿をみせてくれ、1夜限りのショーで5,000人のファンを虜にした。

およそ2年半ぶりとなる今回の来日では全国7都市を巡る。ツアータイトルには「CLOSER」という言葉を冠し、ファンとより親密に心の距離も近づけながらコンサートを楽しんで欲しいという気持ちを表しているようである。
24年のデビュー20周年を経て、新章へと着実に歩みを進める彼らが日本で響かせるハーモニーを是非全身で余すことなく感じで欲しい。

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