UDO 音楽事務所

DEF LEPPARD/デフ・レパード

BIOGRAPHY バイオグラフィー

     
  • 1980年3月、デビュー・アルバム『オン・スルー・ザ・ナイト』を発表するやたちまち注目を集める。1981年7月に、後にバンドにとって重要な存在となるロバート・ジョン“マット”ラングをプロデューサーに迎えた2ndアルバム『ハイ・アンド・ドライ』を発表。レインボーやオジー・オズボーンとのツアーに帯同しその存在度が増していく。1982年には大出世作となったアルバム『炎のターゲット(PYROMANIA)』を発表。シングル「フォトグラフ」の大ヒットも手伝い、リリースから5週間でゴールド、10週間でプラチナ・ディスクを獲得し、大成功を収めたワールド・ツアーの一環で初来日公演が実現。なお、今作制作時より現在までのバンドの中核を担うフィル・コリン(g)が加入している。
  • 1984年12月にはドラムのリック・アレンが交通事故で片腕を失うという悲劇に見舞われるも、特製のエレクトリック・ドラムを携えて復帰。’87年、4thアルバム『ヒステリア』を発表。全米・全英ともに1位を獲得。幾多のシングル・ヒットを生み出し、全世界で2,500万枚以上を売り上げた今作によって名実ともにモンスター・バンドとなった。
  • 1989年には5thアルバム『アドレナライズ』の制作を開始するも、スティーヴ・クラーク(g)がアルコール過剰摂取により急死するという衝撃的な事件が起こる。すべてのギター・パートをフィル・コリンが担当することによってアルバムは完成し1992年3月にリリース。全米初登場1位、全英同2位と前作に続く大ヒットを記録した。また、スティーヴに代わるギタリストとして元ディオ、ホワイトスネイクのヴィヴィアン・キャンベルが参加し、通算17ヶ月、全241公演に及ぶワールド・ツアーは大成功に終わる。その後は未発表曲集『レトロ・アクティヴ』、ベスト盤『VAULT』のリリースを経て『スラング』『ユーフォリア』『X』をリリースし、それぞれのツアーで来日し大盛況となった。2008年4月には『ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ』を発表。ホワイトスネイクとの豪華ジョイントによる来日公演が実現し会場を沸かせた。
  • 2011年ライヴ・アルバム『ミラー・ボール(ライヴ&モア)』をリリース!それに伴い“ミラー・ボール・ツアー”で大阪・東京のみの限定来日公演が実現。熱いライヴを繰り広げた。2014年にはKISSとのジョイント・ツアーを行い、2015年には7年ぶりのスタジオ盤となる10thアルバム『デフ・レパード』をリリース。同年11月には武道館を始め、大阪、名古屋、仙台で公演を行い、いずれも大好評を博した。
  • 前作『炎のターゲット(PYROMANIA)』の大ヒットから約5年という長い年月を経てリリースされたアルバム『ヒステリア』は、3年間という実に気の遠くなるような時間をかけて制作された。およそ600万枚の売り上げた前作からのプレッシャーや、プロデューサーの交代、さらにはドラマーのリック・アレンが交通事故で片腕を失うという悲劇も襲い、彼らにとっては激動の時期だったといえよう。実際のところメンバーたちもその延々と続く作業にうんざりしていたという。その苦労の甲斐あってか、全米だけで1,200万枚、現在までに全世界で2,500万枚のセールスを記録する “モンスター・アルバム “となった。当時の最新テクノロジーを駆使して緻密に作り込まれたサウンドは、新鮮でなによりも収録曲そのものの(すなわちアルバム全体に渡って)完成度が抜群であったといえる。ここ日本においても、毎日のようにテレビやラジオで彼らの曲を目(耳)にするような状況だった。シングル・カットは7曲で、1stシングル「ウィメン」こそ全米80位とふるわなかったものの、2ndシングル以降はじわじわと順位を上げ、「シュガー・オン・ミー」は2位、そしてついに「ラヴ・バイツ」が1位を獲得する。ハード・ロックやヘヴィ・メタルのバンドがチャートを席巻するような時代であったとはいえ、彼らの成功は図抜けていたことは明白で、ジャンルを超越した支持を得ていたといえる。また、360°のラウンド・ステージを取り入れたワールド・ツアーも話題となり、デフ・レパードを取り巻く狂騒がしばらく続いたのであった。時を経て2013年春、ラスヴェガスのハード・ロック・ホテルにてこのアルバムを完全再現するレジデンシー・ショーが開催され(全11公演)、コンサートを目撃できた”選ばれし人々”に全世界から羨望の眼差しが振り注いたことはいうまでもない。その公演の模様は映像商品『ビバ!ヒステリア』としてリリースされている。昨年には、同作品30周年を記念し限定盤スーパー・デラックス・エディションをリリース。あっという間に完売したという。
  • そのように、外堀を埋めていくような状況が積み重なった2018年初頭、ついにアルバム全曲再現のワールド・ツアーを行うことが発表され、世界中のファンが歓喜した。そしていよいよ、その日本公演が決定!このアルバムの再現公演ほど「待望」ということばがふさわしいものがあるだろうか。各会場を埋めた多くのファンの笑顔が目に浮かぶようである。
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