UDO 音楽事務所

TEDESCHI TRUCKS BAND/テデスキ・トラックス・バンド

SIGNS 2019 TOUR

BIOGRAPHY バイオグラフィー

  • ザ・オールマン・ブラザーズ・バンドのブッチ・トラックスの甥であるデレク・トラックスは、9歳の時にギターを手にすると、またたく間にその才能を開花させ、18歳にしてデビュー盤『デレク・トラックス・バンド』でデビューを飾る。レジェンド・ミュージシャンたちからの評価も高く、エリック・クラプトンのツアーに参加するなど、一気にその存在感を増していく(なお、デレクの名前の由来はデレク・アンド・ザ・ドミノスから)。米国の雑誌『ローリング・ストーン』では、ジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテ(元レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)と並ぶ写真が表紙を飾り「現代の三大ギタリスト」と称されるようになる。また、ザ・オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストとしても活動し、亡きデュアン・オールマンを彷彿とさせるギター・プレイを披露した。
     そのデレクの妻にして、シンガー/ギタリストとして活動していたスーザン・テデスキは、バークリー音楽院に学び、ボニー・レイットを彷彿とさせる歌とギターの腕前で、グラミー賞のコンテンポラリー・ブルース部門でデレクと最優秀賞を競い合ったほど高い評価を得ていた。
  • テデスキ・トラックス・バンドは、デレク・トラックス・バンドとスーザンを合体させたバンドで、二人が一緒に活動をするようになったのは2010年の春頃から(結婚は2001年)。当初はデレク・トラックス&スーザン・テデスキ・バンドと名乗り、エリック・クラプトンのクロスロード・ギター・フェスティバルに出演するなど活動範囲を広げ、2011年6月にテデスキ・トラックス・バンド名義での第一弾アルバム『レヴェレイター』を発表する。この作品は、第54回グラミー賞で最優秀賞ブルース・アルバムに輝き、バンドとして幸先のいい船出となった。翌年初来日公演を行い各地ソールド・アウトと大成功をおさめる。
  • 2013年8月には2ndアルバム『メイド・アップ・マインド』を発表。アルバムの高い完成度はもちろんのこと、長期間のツアーとその圧倒的な実力によるライヴ・バンドとしての評価が、バンドをさらなる高みへと押し上げることとなる。このアルバムに伴う来日公演も成功し、各公演会場での熱量は会場から溢れんばかりであった。
  • 2016年にはレーベル移籍第一弾となるアルバム『レット・ミー・ゲット・バイ』をリリースし、米ビルボード・チャートでチャート15位を記録。また、3度目となる来日公演では初の日本武道館公演が実現した。翌年発表されたライヴ盤『ライヴ・フロム・ザ・フォックス・オークランド』が、第60回グラミー賞ベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバムにノミネートされるなど、バンドの充実度と人気が更に上昇したのであった。
  • 今年に入り、1月17日のアイオワ州シダーラビッツ公演を皮切りにツアーをスタートさせ、2月15日には最新アルバム『サインズ』をリリースする。そして待望の日本公演は6月に決定!ブルースの伝統に根ざしながらロック、ゴスペル、ジャズとさまざまなジャンルからの影響を受けた芳醇でグルーヴィーなサウンドと、スーザンのソウルフルで力強いヴォーカル、そしてデレクの圧倒的なギター・プレイと多彩で懐の深い彼らの音楽が、ふたたび世界中のファンを熱狂させるに違いない。
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