NEWS
2019.08.09
アルバム『MY SONGS』リリース時のオフィシャル・インタビューを掲載!
INTERVIEW
2019.08.02
来日メンバー(予定)発表!
10月の来日公演のバンドメンバーを発表!
ドミニク・ミラーは勿論のこと、お馴染みのルーファス・ミラー、ジョシュ・フリーズ、更に昨年、夢のコラボレーションを果たしたシャギーのバンドから、ケヴォン・ウェブスター、ジーン・ノーブル、メリッサ・ムジークが参加!さらに、シェーン・セイガーを加えた、ベスト・ヒッツ・ツアーに相応しい豪華なメンバーとなりました!

チケットは幕張公演が現在発売中!
明日から、福岡、仙台、大阪公演の一般発売がスタートします!

【来日メンバー(予定)】
Sting(スティング)- Vocals / Bass
Dominic Miller(ドミニク・ミラー) - Guitar / Vocals
Rufus Miller(ルーファス・ミラー) - Guitar
Josh Freese(ジョシュ・フリーズ) - Drums
Kevon Webster(ケヴォン・ウェブスター) - Keyboards
Gene Noble(ジーン・ノーブル) - Backing Vocals
Melissa Musique(メリッサ・ムジーク) - Backing Vocals
Shane Sager(シェーン・セイガー) - Harmonica
2019.07.27
10月来日、STINGから日本に向けてのメッセージが到着!
10月に来日公演を予定しているSTINGから日本のファンに向けてのメッセージが届きました。
幕張メッセ公演は本日よりチケット一般発売が開始です。
2019.07.08
キャリア集大成となる来日公演決定!史上最高のベスト・ヒッツ・ツアー!
ニュー・アルバムにしてベスト・アルバム『MY SONGS』を携えた2年振りの来日公演、全国4都市5公演にて開催!
TICKETS

チケットを予約・購入する前にお読み下さい

  • チケットを予約・購入する方法・種類についてはこちらをご覧ください
  • クーリングオフ対象商品ではございませんのでご購入手続き後のお客様都合によるキャンセル・変更・解約・返金はできません。
  • ご購入頂いたチケットを営利を目的として第三者に転売したり、転売を目的としている第三者に提供する行為を禁止させていただきます。

  • *6歳未満(未就学児童)の方のご入場は、お断りさせて頂きます。
福岡
10月7日(月)
福岡国際センター
18:00 open / 19:00 start
S ¥18,000【アリーナ席・スタンド席】
A ¥17,000【スタンド席後方数列】(座席指定/税込)
【問い合わせ先】TSUKUSU 092-771-9009
[主催]CROSS FM[後援]LOVE FM
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先行予約

■ウドープレミアム・メンバーズ
 受付期間:7月8日(月) 12:00 〜 7月11日(木) 9:59

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大2枚までご予約頂けます。

■UDOチケットサービス
 受付期間:7月9日(火) 12:00 〜 8月2日(金) 11:59

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大4枚までご予約頂けます。

■主催者電話先行

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大4枚までご予約頂けます。

一般発売 8月3日(土) 10:00

■UDOチケットサービス

■イープラス

店舗販売:ファミリーマート店頭ファミポート

■チケットぴあ

発売初日特電:0570-02-9903(発売初日10:00〜23:29のみ受付、Pコード不要)
受付電話番号:0570-02-9999(Pコード:158-298、発売初日23:30より受付)
店舗販売:チケットぴあのお店(店舗一覧)/セブン-イレブン店頭マルチコピー機

■ローソンチケット

発売初日特電:0570-084-684(発売初日10:00〜17:59のみ受付、Lコード不要)
受付電話番号:0570-084-008(Lコード:83589、発売初日18:00より受付)
店舗販売:ローソン・ミニストップ店頭Loppi(Lコード:83589)

幕張
10月9日(水)・10日(木)
幕張メッセ 7・8ホール
18:00 open / 19:30 start
S ¥18,000 A ¥17,000(座席指定/税込)
【問い合わせ先】ウドー音楽事務所 03-3402-5999
[主催]J-WAVE
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先行予約

■ウドープレミアム・メンバーズ
 受付期間:7月8日(月) 12:00 〜 7月11日(木) 9:59

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※1公演につき最大2枚までご予約頂けます。

■UDOチケットサービス
 受付期間:7月9日(火) 12:00 〜 7月26日(金) 17:59

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大4枚までご予約頂けます。

■ウドーチケット特電先行
 受付期間:7月9日(火) 12:00 〜 7月12日(金) 23:59

 受付電話番号:0570-02-9940

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大4枚までご予約頂けます。

一般発売 7月27日(土) 10:00

■UDOチケットサービス

■イープラス

店舗販売:ファミリーマート店頭ファミポート

■チケットぴあ

発売初日特電:0570-02-9960(発売初日のみ受付、Pコード不要)
受付電話番号:0570-02-9999(Pコード:158-642、発売日翌日より受付)
店舗販売:チケットぴあのお店(店舗一覧)/セブン-イレブン店頭マルチコピー機

■ローソンチケット

発売初日特電:0570-084-800(発売初日10:00〜17:59のみ受付、Lコード不要)
受付電話番号:0570-084-003(Lコード:77000、発売初日18:00より受付)
店舗販売:ローソン・ミニストップ店頭Loppi(Lコード:77000)

仙台
10月12日(土)
ゼビオアリーナ仙台
17:00 open / 18:00 start
S ¥18,000 A ¥17,000(座席指定/税込)
【問い合わせ先】ニュース・プロモーション 022−266−7555(平日11:00〜18:00)
[主催]KHB東日本放送/河北新報社/Date fm/ニュース・プロモーション
[後援]福島放送/山形テレビ/岩手朝日テレビ
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■UDOチケットサービス
 受付期間:7月9日(火) 12:00 〜 7月26日(金) 17:59

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大4枚までご予約頂けます。

一般発売 8月3日(土) 10:00

■ローソンチケット

発売初日特電:0570-084-623(発売初日10:00〜17:59のみ受付、Lコード不要)
受付電話番号:0570-084-002(Lコード:21606、発売初日18:00より受付)
店舗販売:ローソン・ミニストップ店頭Loppi(Lコード:21606)

■チケットぴあ

発売初日特電:0570-02-9939(発売初日のみ受付、Pコード不要)
受付電話番号:0570-02-9999(Pコード:157-944、発売日翌日より受付)
店舗販売:チケットぴあのお店(店舗一覧)/セブン-イレブン店頭マルチコピー機

■イープラス

店舗販売:ファミリーマート店頭ファミポート

■CNプレイガイド

受付電話番号:0570-08-9999(10:00~18:00、オペレーター対応)

■藤崎

■仙台三越

■河北チケットセンター

大阪
10月15日(火)
丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
18:00 open / 19:00 start
S ¥18,000【アリーナ席・スタンド席】
A ¥17,000【スタンド席後方数列】(座席指定/税込)
【問い合わせ先】大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506
[主催]FM COCOLO/FM802[後援]スポーツニッポン新聞社
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■ウドープレミアム・メンバーズ
 受付期間:7月8日(月) 12:00 〜 7月11日(木) 9:59

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大2枚までご予約頂けます。

■UDOチケットサービス
 受付期間:7月9日(火) 12:00 〜 8月2日(金) 11:59

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大4枚までご予約頂けます。

■主催者電話先行
 三次受付期間:7月22日(月) 12:00 〜 7月30日(火) 23:59

 受付電話番号:0570-02-9580

※Sのみ受付。お座席の位置は抽選で決定とさせて頂きます。

※最大4枚までご予約頂けます。

一般発売 8月3日(土) 10:00

■UDOチケットサービス

■イープラス

店舗販売:ファミリーマート店頭ファミポート

■チケットぴあ

発売初日特電:0570-02-9550(発売初日10:00〜17:59のみ受付、Pコード不要)
受付電話番号:0570-02-9999(Pコード:157-584、発売初日18:00より受付)
店舗販売:チケットぴあのお店(店舗一覧)/セブン-イレブン店頭マルチコピー機

■ローソンチケット

発売初日特電:0570-084-659(発売初日10:00〜17:59のみ受付、Lコード不要)
受付電話番号:0570-084-005(Lコード:56212、発売初日18:00より受付)
店舗販売:ローソン・ミニストップ店頭Loppi(Lコード:56212)

■楽天チケット

MUSIC
ENGLISH
Fukuoka
7 mon Oct. 2019
Fukuoka Kokusai Center
18:00 open / 19:00 start
S reserved seats 18,000JPY (incl.tax) | A reserved seats 17,000JPY (incl.tax)
【INFORMATION】
TSUKUSU 092-771-9009
Makuhari
9 wed, 10 thu Oct. 2019
Makuhari Messe 7-8 hall
18:00 open / 19:30 start
S reserved seats 18,000JPY (incl.tax) | A reserved seats 17,000JPY (incl.tax)
【INFORMATION】
UDO ARTISTS Inc. 03-3402-5999
Sendai
12 sat Oct. 2019
Xebio Arena Sendai
17:00 open / 18:00 start
S reserved seats 18,000JPY (incl.tax) | A reserved seats 17,000JPY (incl.tax)
【INFORMATION】
News Promotion 022-266-7555(weekday 11:00-18:00)
Osaka
15 tue Oct. 2019
Maruzen Intec Arena Osaka
18:00 open / 19:00 start
S reserved seats 18,000JPY (incl.tax) | A reserved seats 17,000JPY (incl.tax)
【INFORMATION】
UDO ARTISTS,INC. OSAKA 06-6341-4506

※Please notice we do not allow children preschool age (5 years old) and younger to enter the show / venue.

biography

1951年10月2日、イギリスのニュー・キャッスルで誕生、本名はゴードン・マシュー・サムナー。大学を中退した頃3つのバンドに参加し活動していた彼は、黒と黄色の縞模様のシャツをステージで着ていたことから「スティング(蜂の針)」と呼ばれるようになる。

'77年に、ポリスを結成、'78年にA&Mより『アウトランドス・ダムール』でデビュー、'79年『白いレガッタ』、'80年『ゼニヤッタ・モンダッタ』、'83年『シンクロニシティ』で全英1位を記録した後、'83年活動休止を宣言する。'84年にはエチオピア難民救済のチャリティ・プロジェクト『バンド・エイド』に参加。翌'85年、スティングとしてのソロ・プロジェクトをスタート、6月にデビュー・アルバム『ブルー・タートルの夢』(英3位、米2位)をリリース。'87年に『ナッシング・ライク・ザ・サン』(英1位、米9位)、翌年にはスペイン/ポルトガル語のミニ・アルバム『ナーダ・コモ・エル・ソル』をリリース。'91年に『ソウル・ケージ』(英1位、米2位)をリリース後、ベスト・アルバムを挟んで、3枚のアルバムを発表。'99年に発表した『ブラン・ニュー・デイ』は、第42回グラミー賞を2部門で受賞。'03年9月に発表された通算8作目『セイクレッド・ラヴ』を中心としたツアーで'05年1月、8度目のソロとしての来日を果たす。同時期に自らの半生記『ブロークン・ミュージック』の日本語版を上梓した。

スティングはその音楽活動だけではなく、熱帯雨林基金や国際人権救援機構、ライヴエイド等、スティングの人権問題に対するサポートは、彼の芸術活動同様、国際的な視野で展開されている。妻トゥルーディ・スタイラーと共に世界の熱帯雨林とそこに住む先住民を保護するため、1989年に熱帯雨林基金を設立した。彼らはともに、地球上で絶滅にさらされている資源を守るための資金集めや意識の向上を目的とした慈善コンサートをこれまでに18回行った。設立以来、熱帯雨林基金は3大陸20ヶ国以上の団体がつながるネットワークで世界中に広まっている。

'08年、9度目の来日公演はスティングとリュート奏者エディン・カラマーゾフだけの舞台でアルバム『ラビリンス』を再現し、今までのスティングとはまったく異なる魅力に溢れたステージを観せてくれた。一方で23年振りのポリス再結成ツアーを'07〜'08年に行い、世界中で一大センセーションを巻き起こした。'10年アルバム『シンフォニシティ』を発表。ロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラに自身の4人編成のバンドを加え、ワールド・ツアーでは壮大なスケールのシンフォニックでドラマチックな演奏で再現し大絶賛を受け、'11年1月に10度目の来日公演が行われた。

‘16年11月、13年ぶりのロック・アルバム『ニューヨーク9番街57丁目』をリリース。本人の「みんなを驚かせたい。私のポリス時代からの古いDNAを、新しい感覚で見ることができると思う。」という言葉通り、様々な思いをダイレクトなロックンロールで伝える傑作で大ヒットを記録。武道館3公演を含む全公演がソールドアウトした来日公演でも、そのエネルギッシュなパフォーマンスとそれに呼応するかの如く歓喜するオーディエンスの姿が印象的だった。

'18年レゲエ・スター:シャギーとジャマイカの影響を色濃く受けたコラボ・アルバム『44/876』をリリース。このアルバムはドイツで1位、英国でトップテン入り、米国ではビルボード:レゲエ・アルバム・チャートで20週に渡り1位となり、ポーランド、フランスではゴールドディスクを獲得、第61回グラミー賞「最優秀レゲエ・アルバム」を受賞した。

'19年、その比類なきキャリアの中で生み出され、世界中の人々に愛されてきたポリスとスティングの名曲の数々を、現在の視点でアップデートした『マイ・ソングス』をリリース。この話題のアルバムを携えて、欧州からワールド・ツアーをスタート。バック・バンドと共にプレイするダイナミックなステージは、まさにヒット曲の連続!嵐のような感動を巻き起こしている。そして10月に待望の来日公演が決定した!『マイ・ソングス』に収録されたこのヒット曲の数々を、バンド・サウンドで盛り上がることができるこのチャンス、絶対に見逃せない!

DISCOGRAPHY
THE POLICE
STING
INTERVIEW
ニュー・アルバムにしてベスト・アルバム『MY SONGS』がリリースされた際のオフィシャル・インタビューを掲載!

なぜ今、ポリスと自身のソロの楽曲を再レコーディングしたのか、その謎を解き明かす、貴重なスティングの発言をお届けします。さらに、5月からヨーロッパで敢行中の“MY SONGS”ツアーについても語っているので、来日公演の予習にもぴったりです。
※このインタビューは4月に実施されたものです
●『マイ・ソングス』は、一般的な意味でのベスト・セレクション・アルバムや、あるいはセルフ・カヴァー・アルバムではありませんね。一言で表現すると?
「このアルバムは“Contemporization”(=現代的なものにする)と呼べると思う(笑)。40年前とか、30年前、20年前に作った曲を、コンテンポラリーな方法でレコーディングしたわけだからね。僕の今の声の状態で。そして、僕の今の音楽への美意識でね。そうすることで、過去のレコーディングと比較できる。それってすごく楽しいことだと思ったんだ。僕自身がすごく楽しんだし。それにこのプロジェクト全体は、楽しむ、ということがテーマでもあったんだ。シリアスになりすぎないことがテーマのひとつでもあったんだよ」
●コンセプトや手法を説明するうえでReimagineという言葉を使っているようですが、どのような意味でとらえたらいいですか?
「僕は曲というは生き物だと思っているから、時々新たな酸素を吸引してあげないといけない、と思っているということ。美術館に展示するようなアートではないし、神聖な歌詞というのもないと思うからね。だから、時に生き生きと蘇らせなくてはいけない。ただ、日頃から歌う度に、新たな生命を宿してあげなくてはいけないと思っているんだ。それが僕の仕事だと思っている。例えば、“ロクサーヌ”は、毎晩歌うわけだけど、でも、それをパフォーマンスする時は、まるでそれをその日の午後に書いたかのようにパフォーマンスしなくちゃいけないと思っている。それと同じくらいの好奇心を持っていないといけないと思っているし、同じくらいのエネルギーがなくちゃいけないと思っている。同じくらいの情熱もなくてはいけないと思っているんだ。さらにそうすることで曲の中から、常に何から新くて、これまでとは違ったものを見出そうともしている。ちょうど、ジャズ・ミュージシャンの曲へのアプローチみたいな感じでね。だから、一度でも同じってことはない。常に進化し続けているんだ」
●当初は、“ブラン・ニュー・デイ 2019”のみを発表して、ツアーをスタートさせる予定だったそうですね。アルバムとして仕上げようと思ったきっかけは?
「“ブラン・ニュー・デイ”が、すごく成功したんだよね。実際、チャートにすら入ってしまった(笑)。20年も経つ曲なのに、すごくコンテンポラリーに聴こえたし、エネルギーがあった。だから、人が気に入ってくれたんだと思う。だから、もう少しやってみようと思った。その実験をもう少し続けてみようと思ったんだ。だけど、スタジオに長い間こもって作ったという作品ではない。ライヴとライヴの間にレコーディングしたり、だから色々な都市でレコーディングしているし、それに、トロントで『ザ・ラスト・シップ』の舞台をやっていた時も、幕間の休憩時間に、バックステージに機材を置いてレコーディングしたくらいだった。つまり、かなりリラックした環境で作られたアルバムだということ。実は最終的にアルバムが完成した、ってことに自分でも驚いているくらいなんだ。本当に驚いているんだ。というのも、実は、アルバムを作ろうと思っていたわけではなかったから。単に楽しんでいただけだったんだ。だけど、いざ曲が出来上がってみたら、人に聴いてもらう価値があるものができたと思えた。きっと聴いた人も楽しんでくれると思えるものができたということなんだ」
●長いキャリアを通じて残してきたたくさんの曲のなかから15曲前後に絞るのは難しいことだったと思いますが、選曲のポイントは?
「曲の方から主張したものが自然に選ばれていったというものだった。ほとんどはかなり有名な曲ばかりだからね。だから選曲は割と簡単だった。例えば、あまり世に知られていないような曲で、同様のアルバムを作ることもできる。そうすればみんなに違うヴァージョンで聴いてもらえる。でも、ある意味、その方がラジカルではないように思えたんだ。ここでは、みんなに広く知られている曲を選んだ。つまり、どのように曲を変えたのかが、誰にも明らかに分かる曲ばかりだ。でも、また同じようにアルバムを作るかもしれない。もっと知られていない曲を集めてね。ただそれだとどのように変えたのかがあまり分からなくなってしまう」
●しかたなく外した曲はありますか?
「もう1回、自分の曲を全部見直して、今レコーディングしてみたいと思っているんだ。またこれをやってみたいんだよね。全曲でね」
●オリジナルの音源を生かした曲は?
「オリジナルの音源をそのまま生かした場合もある。昔のレコードからの続きという感じを出したかったからね。それと全部ではないけど、昔の音源をそのまま使ってうまくできたと思うことが、50%くらいあったからその場合も使ったりした。それを元に曲を仕上げていった。それがどの曲だったのかというのは具体的には思い出せないけどね」
●オリジナルを使いたいと思うその判断の基準を教えてください。
「オリジナルに何か感じるものがある場合というか、うまく説明できないんだけど、でも、曲作りの良い出発点だと思った。この新しいヴァージョンとオリジナルに何かしらの繋がりができるから」
●それがうまくいかなかったこともあったということですね。
「そうだね。例えば、シンセサイザーのサウンドは避けるようにした。それは、時代感が出すぎて古く感じてしまうから。シンセサイザーの音が聴こえた瞬間に85年のものだと分かってしまう(笑)。絶対分かっちゃうんだ。つまり、時代感が出るものは評価しなかったということ」
●オリジナルのヴォーカルを生かした曲は?
「ヴォーカルはオリジナルを生かしたものはないな。僕の声が当時と今ではあまりに違うからね。だからヴォーカルではオリジナルは生かしてないよ」
●ツアーの合間にそれぞれの都市で、または舞台の幕間にレコーディングしていたということですが、具体的には、どのような形、ステップで制作作業を進めていったのですか?
「かなり楽しんで、あまり複雑でない方法で作業はしていったんだ。というのも、僕はすでに曲を熟知しているからね。僕がその曲を書いた時より、今の方がその曲についてずっとよく分かっている。かなり長い間、その曲とともに生きてきたわけだから。毎晩演奏する度に、その曲について新しいことを発見するし。つまり、この制作過程は、これまで何年もかけて、どのように曲を知ってきたのかというその結果を形にするということだった。自分が書いた曲に何が描かれているのかについてより深い知識を持ったからこそ、生まれた作品だったということなんだ」
●レコーディング・スタジオをある一定の期間借りて、そこで全てレコーディングしてしまうというやり方ではなかったのですよね?
「このアルバムはツアー中に、ライヴとライヴの間の休暇などを使って作ったものだった。場合によっては、舞台のシーンとシーンの間にレコーディングしたことすらあったくらいだった。時間のある時はいつでもレコーディングしたんだ。そうやって作ったんだ」
●ポリス時代の曲とソロになってからの曲で、アプローチを変えるようなことはありましたか?
「このアルバムを定義するのは、ポリスの曲であれ、ソロの曲であれ、どちらにおいても僕が書いた曲だということ。ただ、バンドにいる時に書いた曲の方からは、間違いなく違うエネルギーが生まれていると思う。ソロで他のミュージシャンと作業するのとは違って、特定の個人と対峙しながら作るものだからね。だから、ポリスの曲には、ソロとは違った質感があると思う。僕が若い男だったというだけではなくて、さらにあのバンドにいた、ということでね。ソロとは、違う風合いの曲になったと思うんだ。だから間違いなくそこには大きな違いがあったよ」
●今回は、かなり長いライナーノーツを書いていますね。アルバム制作とその執筆を通じて、ご自身の作品に関していろいろと再発見があったのではないでしょうか。いくつか例をあげていただけますか?
「まずライナーノーツにおいて、曲の歴史をここで紹介するのは大事だと思った。どこでその曲が書かれたのか、どのような状況だったのか、その曲を書いた時に、僕の人生に何が起きていたのか、などね。それを読んで、みんなが面白いと思ってくれると思ったんだ。曲っていうのは、突然どこからともなく現れるものではないからね。突然生まれるものではないから。自分がその時どこにいたか、何をしていたかなど色々な要素の中から生まれてくるわけだから。例えば、“孤独のメッセージ”はドイツにいる時に、ある都市からある都市に移動するバンの中で書いた曲だった。車の後ろに座って僕はギターを弾いていただけのところから、いきなり曲がどこからともなく浮かんだんだ。まあもちろんそういう状況から生まれたものだったわけだけど。つまり、すべての曲に物語がある」
●その曲を再訪することで、何か再発見はありましたか?
「もちろんあったよ。まず歌詞には、自分が思っていた以上のニュアンスがあった。例えば、“見つめていたい”は、すごく多義に解釈できる曲だということ。ある意味、ロマンチックだとも言えるし、また違う意味ではかなり邪悪な曲とも言える(笑)。なぜなら、コントロールすることや、監視すること、また嫉妬について歌っているとも言えるからね。だけどそれでいてすごく優しさがある。僕自身は、どのエモーションも否定するつもりはない。なぜならそれがこの曲の何たるかであり、この曲の持つパワーになっていると思うから。相反する感情を同時に抱くということがね。ただ、それが一体何なのか、自分でもよく理解できていないんだ。それなのに、結婚する時にこの曲を使う人がいるんだよね。僕ならこの曲では絶対に結婚はしないよ(笑)」
●9thコードの導入がLyrical ambiguityをつながったという話はとても興味深く読みました。普段から曲を書いてから歌詞を書くのですか?
「ロックンロールって言うのは、普通5thでできているよね。シンプルなインターバルの、4th と5thでできてる。だけど、9thを導入した途端に、ものすごく複雑なものになるし、そのインターバルが、ジャズを思い出すようなサウンドになる。そのおかげで、どんなテーマで書くのかにおいて、より知的な可能性を広げてくれたんだ。5thっていうのはものすごくパワフルだ。パワーコードで、非常に根源的なエモーションを描くものだ。だけど、9thというのは、もっとニュアンスの思想を描くことができる。それが、洗練を生み出すし、それが僕の初期の作品の特徴になったと思う。それを聴いた人が理解してくれたし、気に入ってくれたということなんだ。音楽というのは知的な発見なんだ」
●曲は通常歌詞から書くのですが、サウンドから書くのですか?
「それが上手く答えられればと思うけど……というのも、それぞれの曲は色々な方法で出来上がるし、僕はその全てを試していると言えるからね。歌詞から始める時もあれば、または伝えたいと思うアイディアがあって始まることもある。または時にギター・リフから始まることもあるし、音楽(サウンド)が物語を語り始めることもある。すごく色々な方法でできる。だから、非常に掴みどころのないものなんだ。僕がソングラインティングとはなんたるかを理解したかと言ったら、いまだに理解できていない。どのボタンを押せば、その日、成功するような曲が書けるのかまるで分かってないんだ。だからこそ、それが上手くいった時はすごくありがたいと思う。そして、常に新たな発見をするために、心を開いているつもりなんだ。だけど、もう50年もソングライターをやっているのに、作曲というのは、いまだにミステリーなんだ。僕の人生における謎の解けないパズルみたいなものなんだ」
●とは言え、“イングリッシュマン・イン・ニューヨーク”は、歌詞も素晴らしいですが、元々のアイディアはあったのですか? それとも完全に曲からだったということでしょうか?
「あの曲は、友達にインスパイアされて書いた曲だった。ニューヨークにいたイギリス人で、クエンティン・クリスプ(Quentin Crips)というね。あの曲で描かれているのは、彼の美学なんだ。つまり、常に『彼らしくある』(=Be Yourself)、非常に華麗な人だったからね。しかもすごく勇敢な人だった。それにすごくインスパイアされたんだ。それであの曲を作りたいと思った。さらにあの曲には、『エイリアン』(=外国人)であることに対する皮肉も描かれている。というのも、『エイリアン』と言ったら、普通は、頭にアンテナがついた火星人みたいな人を想像するよね(笑)。でも、その国で生まれてない人のこと『エイリアン』と呼ぶというね。つまり、僕はその奇妙な言葉の使い方に惹かれたんだ。僕は、誇りを持って自分を『エイリアン』だと思うと。でも何からこの曲ができたのか、本当に分からないんだ」
●欧州ツアーの予定がすでに発表されていますが、どのような内容になる予定ですか?
「僕は『マイ・ソングス』のヨーロッパ・ツアーをする予定だ。それでそのツアーでは、これまで聴いたことあるだろう曲を、これまでみんなが聴いたことのないヴァージョンで再び紹介してみる。アレンジがこれまでは違うものになるからね。それでいつもそうなんだけど、ライヴをどのように始めるのかはすでに決めている。その後は、日によって変わっていく(笑)。演奏する曲は変わると思うしね。今思っているのは、このアルバムには入ってない曲でライブを始めるということ。『ブラン・ニュー・デイ』のアルバムで書いた“サウザンド・イヤーズ”という曲でね。その曲が好きだというだけの理由なんだけど。この曲は、リインカーネーション(生まれ変わり/再生/輪廻)について歌ったもので、曲に何が伝えられるのか、というその可能性について歌ったものだ。だから、そういう曲でライヴを幕開けするというのは、非常に興味深いと思ったんだよね」
●このアルバムが何なのかを象徴しているとも言えますよね。
「そうとも言えるようね。アーティストとして再生した、というね。それ良い解釈だね。使わせてもらうよ(笑)」
●ヨーロッパの後はどうする予定ですか?
「ヨーロッパのツアーが8月一杯まで続く。それでアメリカでもいくつかライヴをする予定で、その後は、1月に、舞台の『ザ・ラスト・シップ』をロサンゼルスでやって、サンフラシスコでも行う。その後はまだ決めてないんだ。だから、分からないな」
●バンドのメンバーは?
「いつもと同じだけど、ギターは、Dominic Millerで、彼とはもう30年も一緒にやっている。それから、Dominicの息子のRufusがセカンドギターで、ドラムはJosh Freese。それからシャギーのバンドから引き継いだ、Kevon Webster(キーボード)とシンガーが2人。Gene NobleとMelissa Musique。それで全員かな」
●『マイ・ソングス』を制作したことで、ライヴ・パフォーマンスにもなにか変化が出そうですか?
「いやそれはないなあ。というのも、僕のライヴ・パフォーマンスへのアプローチは常に同じだから。毎晩、それぞれの曲を再定義してみると決意して演奏している。それが僕のライヴのやり方なんだ。レコードとは違ってね。だから、その関係性が逆転するということはない。このアルバムには、それぞれの曲の新しいヴァージョンが収録されているわけだけど、でも、ライヴではまたさらに新しいヴァージョンを発見しようとしていることになる。だからライヴに来ても、『マイ・ソングス』での解釈で曲が聴けるわけではない。そういうライヴはしたことがないんだ(笑)。 そして、今回ハーモニカで若いミュージシャンのShane Sagerにも参加してもらう。彼も友達の息子さんなんだ。ステージに一世代以上の人達がいるのは良いものだと思う」
●日本公演の予定は?
「現時点ではその予定はないけど、日本にはいつだって行きたいと思っている。日本には、友達もたくさんいるしね。日本の観客も大好きだし。しっかりと聴いてくれるからね。それにみんな親切だ。だから日本には是非行きたいよ。招待状さえ届けば行くよ」
2019年4月15日
インタヴュー:大友博
通訳+翻訳:中村明美

協力:ユニバーサル ミュージック ⇒ アーティストページ
企画・招聘・制作:ウドー音楽事務所/LIVE NATION JAPAN
お問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999

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