(Photo by Buzz Osborne)
Mr. Bungle は1985年、Faith No More のフロントマンとして絶大な人気を誇るマイク・パットン(Vo)が、FNM 加入前に高校の同級生たちと米カリフォルニア州ユーレカで結成。デモをリリース後、Warner Bros と契約。『Mr.Bungle』(1991 年。リリース当時の邦題は『オペラ座の変人』!! )、『Disco Volante』(1995年)、『California』(1999年)と3枚のアルバムをリリースする。ミクスチャーを超越したアヴァンギャルドな作風はカルト的な人気を誇るも2004年に解散。
2019年8月、2020年2月に幾つかのショーを行うため、Mr. Bungle はスラッシュ・メタル・バンドとして再結成されることがアナウンスされた。メンバーはオリジナルのマイク・パットン(Vo)、トレイ・スプルーアンス(G)、トレヴァー・ダン(B)に ANTHRAX のスコット・イアン(G)、元 SLAYER でマイクとは FANTOMAS で活動を共にしたデイヴ・ロンバード(Ds)を加えた5人で、1986年に制作した伝説のデモ『The Raging Wrath of the Easter Bunny』の曲を演奏し、Warner Bros からリリースされた旧譜作品からは一切プレイしない旨をアナウンス。ショーはロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークの3都市限定で開催され、売り出された3公演のチケットはソールドアウトし、それぞれの都市での追加公演も即日完売した。最終的にロサンゼルスでもう一公演が追加され、計7公演が行われた。公演後、手応えを掴んだ彼らは『The Raging Wrath of the Easter Bunny』をプロフェッショナルなアルバムとして再レコーディングし、2020年秋、マイクのレーベル Ipecac Recordings からアルバムがリリースされる。伝説のハードコア・バンドS.O.D.の代表曲 Speak English or Die のカバーが世界をあっと驚かせ、ツアーでは各地のオーディエンスを熱狂させている。また、今年のツアーでは MELVINS、BATTLES と“いかにも”で強力なゲスト迎えて行われた。
(S.O.D. →ANTHRAX のスコット・イアン、チャーリー・ベナンテ、元 ANTHRAX、NUCLEAR ASSAULT のダン・リルカ、M.O.D.のビリー・ミラノによるハードコア・スラッシュ・バンド。メタルとパンクのクロスオーバーの出発点!)
そして、“最強ラインナップ”による“新生” Mr. Bungle のジャパン・ツアーが緊急決定。
最狂のパフォーマンスがここ日本で繰り広げられる。ヴェールに包まれた禁断の世界の扉がついに開く。その先に見えるのは理想郷か混沌か?ぜひその目で、その耳で確かめていただきたい!