LUKA SULIC（ルカ・スーリッチ）

2本のチェロによる超絶演奏で世界を魅了するクロアチア出身のチェロ・デュオ＝2CELLOSのルカ・スーリッチ、ソロ・プロジェクト登場。2011年1月、YouTubeにマイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」を2本のチェロで演奏した驚愕のパフォーマンス映像を投稿したのが評判となり、一気に世界へと躍り出た2CELLOS。以来今日まで6枚のオリジナル・アルバムをリリースし、休まず世界各地でツアーを行ってきた。ロンドンのロイヤル・アルバートホール、NYのラジオシティホール、シドニーのオペラハウス、ドイツのメタルフェス・ヴァッケンにも出演してきた2人。2018年11月19日には念願の日本武道館のステージに立ち、1966年6月ビートルズの初来日以来伝説の名演を生み続ける聖地に名を刻んだ。
その2CELLOSとは別途ソロ・プロジェクトを始動し、2019年10月にクラシックのルーツに戻って奏でた初のソロ・アルバム「ヴィヴァルディ：四季」をリリース。このアルバムを携え、2020年3月にはソロ初となる来日公演を開催する予定だったがコロナ禍により延期。今回の振替公演は当初予定していた《全編クラシック》の内容を変更、「LUKA SULIC LIVE！CELLO & PIANO Special Performance with EVGENY GENCHEV」と題して、チェロ＆ピアノの構成でクラシックからロック、映画音楽までジャンルレスな演目内容となる。
30代となり、演奏に深みを増したチェリスト=ルカの奏でる豊かな音色に酔いしれたい。

EVGENY GENCHEV（エフゲニー・ゲンチェフ）

ブルガリアのピアニスト、エフゲニー・ゲンチェフは、故郷のドブリン・ペトコフ国立音楽学校でピアノを学び、専攻学科の修了時にはドブリン・ペトコフ音楽大賞を受賞。その後も勉強を続け、ロンドンの王立音楽院とイタリアイモラにある国際ピアノアカデミー「IncontricolMaestro」でも教育を受けた。また、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校ではパフォーマンスのマスターコースを修了した後、同校のアーティスト・ディプロマ・プログラムを修了。
ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、オーストラリアなど世界各地で演奏を行い、15以上の国内および国際的なピアノコンクールで賞を受賞。これまで数多くの著名なコンサートホールで演奏してきた（ニューヨーク カウフマンセンター、ミュンヘン フィルハーモニックホール、フランクフルト 旧オペラ座、マンチェスター ブリッジウォーターホール、ベルリン メルセデスベンツアリーナなど）。これまでにルカ・スーリッチ、フィリップ・キルコロフ、ヘレーネ・フィッシャー、アンドレアス・ガバリエールなどと共演経験がある。
このところ着実に知名度をあげ批評家から高い称賛を得ているピアニストである。