
1981年ロサンゼルス生まれ。幼少期から子どもの頃からミュージカル俳優を目指し、歌と演技を学ぶ。
17歳の時に、ヴォーカル・コーチがデヴィッド・フォスターにデモ・テープを送ったことは大きな転機となった。ジョシュの歌声がデヴィッドの心を打った事で、次々と訪れる大舞台での活躍へ繋がっていく。ミュージシャンとしてのデビュー半年前に人気TVドラマ『アリー・マイ・ラブ』第4シリーズの最終話に“歌の上手い高校生、マルコム”役で出演。放送後、その日のうちに約8,000通の問合せが届いた、という逸話もあるほど話題となった。
01年11月には『ジョシュ・グローバン』 でアルバム・デビューを果たすと、全米チャート最高位8位を記録。1年半近くチャート40位以内をキープするという新人としては異例のロング・ヒットとなった。他にも07年に発売された『ノエル~クリスマス・コレクション』は、全米アルバム・チャートで5週連続第1位という記録を達成し、同年“アメリカで最も売れたアルバム”としても認定されているなど、これまでリリースしてきたアルバムは世界中で3,500万枚以上の売り上げを誇る。ライブでも北米はもちろん、ヨーロッパ、オセアニア、アジアでアリーナを満員にしてきた。
16年にはブロードウェイ・デビューし、ミュージカル『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』で主演を務めた。俳優としても、テレビシリーズ『グリー』や『CSI:ニューヨーク』など、映画では『ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー』、『ラブ・アゲイン』などに出演し、活躍の幅を広げてきた。
様々な分野でキャリアを培ってきた彼は、トニー賞・エミー賞・そしてグラミー賞にノミネートされた歌手/ソングライター/俳優/慈善家とマルチな顔を持ち、特に音楽界ではその倒的な存在感を放つ歌声でファンを魅了し続けている。
2025年5月にはキャリアを網羅したアルバム『Gems』のリリースやラスベガスのシーザーズ・パレス内のコロシアムにて、5日間の限定公演を完売させた。さらに11月にはレアトラックたちを収録したアルバム『HIDDEN GEMS』をリリースと多くのファンに歓喜を届けている。
そして、2026年には『Gems』をひっさげてのワールド・ツアーを開催する事が発表され、日本もその開催地として選ばれた。今回の来日公演は2011年の初来日から数えて15年という節目の年に行われるということで、学生時代に日本語を習うほどの親日家で、常に日本での公演開催を熱望する彼にとっても、一層想いが込められたパフォーマンスを披露してくれるに違いない。